お子さんの治療

○小児はりについて

○小児はりの対象年齢、適応症状

○お子さんの治療の流れ

○小児はりQ&A




○小児はりについて

小児はりとは、はりを使ったお子さんのための治療法です。日本古来からある伝統的なはり療法で、江戸時代の昔からお子さんの疳の虫治療や健康管理に使われてきました。







○小児はりの対象年齢、適応症状
対象年齢 ・・・ 生後1ヶ月の赤ちゃんから10才くらいまでのお子さんが対象です。

治療回数と間隔 ・・・ 普通の疳の虫であれば、3〜5回続けてやれば治まります。通常、疳の虫は治療後1ヶ月くらいでまた出てきますから、毎月治療をすることが望まれます。喘息やアトピーなどの慢性的なものは、はじめに3〜5回続けて治療し、症状が落着いてきたら週1、2回のペースで定期的に治療します。

適応症状 ・・・ 疳の虫、夜泣き、乳吐き、イライラ、キーキー声を出す、かみつき、ところかまわず頭をぶつける、食欲不振、便秘、下痢、夜尿症、腹痛、頭痛、よく熱を出す、アトピー性皮膚炎、喘息、扁桃腺炎、中耳炎、鼻炎、成長痛、チック症、吃音など、様々な症状に効果的です。







お子さんの治療の流れ











ベットにごろんとしたら、最初におなかの状態や脈の状態をチェック。
胃腸は元気に動いてくれているかなぁ?









そのままおなかやお胸にやさし〜く“てい鍼(ていしん・棒状の刺さない鍼です)”ですりすり。
「くまちゃんもてい鍼中(*^^*)!」とAちゃん。
くまちゃんも気持ちよさそうね。











手や足にてい鍼を軽〜くあてて、大切なツボを刺激します。
これが気持ちよくって「先生、ちゅ〜して(てい鍼を当てている様子)!」とかわいくおねだりされちゃうことも度々です。










頭や背中もすりすり。
すっかりくつろいじゃってますね。



はい、おしまい。
くまちゃんとも「バイバイ」、また遊びに来てね。

治療時間はお子さんの年齢や体質によって異なりますが、だいたい5分ほど。最初はじっとしていられないお子さんもお母さんに抱っこしてもらいながら治療させていただけますのでご安心ください。治療後は、お子さんの状態について親御さんにご説明したり、生活上のアドバイスをさせていただいております。わからないこと、不安に思っていることなどございましたらお気軽にご相談くださいね。(お着替えや問診のお時間なども含めまして全体のお時間は20〜30分ほど見ていただければ幸いです)






小児はりQ&A

小児はりって痛くないの?
 まったく痛くありません。通常、小児はりで使う鍼は、てい鍼といって棒状のもので、皮膚をなでたり、ツボを軽く押さえるだけのもの、鍼を刺すわけではありません。たとえれば、羽根でやさしく肌を触れられているような感覚。むしろ子どものほうから「てい鍼すりすりして〜」なんて、かわいくお願いをされちゃうことも多いのですよ。子どもも気持ちいい刺激や症状改善による身体の変化に敏感なのですね。

小児はりってなぜ効くの?
 人の身体には300以上のツボがあり一つ一つが脳や内臓につながっています。小児はりでは、お子さんの体表のわずかな反応を見つけ、ツボや皮膚をやさしく刺激することで脳や内臓の働きを助け、自律神経を調整し、免疫力を高めます。そのため、お子さんの不安定な心と身体の発育を両面からサポートできるのです。

疳の虫ってなぁに?どうして出るの?
 疳の虫とは、夜泣き、乳吐き、イライラ、奇声、食欲不振、かみつき、チックなど、いわゆる小児神経症のことです。神経症、と聞くと不安に思われる親御さんもいらっしゃるかと思いますが、お子さんのからだはまだまだ発育途中、からだは未成熟ですがこころの成長はとっても急速で、自律神経のバランスをくずしやすいのが特徴です。外から受けるたくさんの刺激とからだの成長がアンバランスになって情緒が不安定になりやすいのです。ですから疳の虫が出るというのは、お子さんが立派に成長している証拠とも言えるのです。お子さんにこんなサインがでたら、あわてずに一度ご相談ください。

〜・こんな症状が出たら疳の虫のサイン・〜
@ 眉間に皺が寄っている
A 表情が硬い
B 寝つきがわるい
C 頭の毛が逆立っている
D 食欲がない
E 眼の白目が青い
F 鼻の下が赤い
G 顔色が白い
H 眼を開けて寝る

治療の時間はどのくらい?
 お子さんの年齢や症状にもよりますが、実際の治療時間は5分程度です。その他、おきがえの時間や、親御さんへの生活アドバイスなどを含めますと20分から30分ほど見ていただければ幸いです。はり治療にいらっしゃるお子さんのお母さんからは、「治療を受けたいためにお着替えが早くなって、いいトレーニングになる」なんていう声もありますよ。

日頃の生活の中で子どもにしてあげられることはありますか?
 当院では、ご家庭で手軽にできる「スキンタッチ法」をお勧めしています。この「スキンタッチ法」とは、上記の小児はりを応用して、ご家庭でお子さんの健康管理を気軽にできるようにアレンジしたもので、鍼灸師の自主グループによる子育て支援の一環として始まったものです。
 鍼の代わりにスプーンを、お灸の代わりにドライヤーを、というようにご家庭にある身近な道具でできる健康法を生活に取り入れていただくことで、親子のコミュニケーションがはかられ、こころとからだの健康増進に役立ちます。お子さんはもちろんのこと、お母さんの精神安定にも効果大です。
 当院ではご希望に合わせてスキンタッチ法の指導講習会も開催いたしますので、ご興味のある方はぜひご相談ください。 
                                                 >>スキンタッチについて詳しくお知りになりたい方はこちら

お子さんが元気に過ごされるために・・・
 子どもは世界の宝もの。大切なお子さんが元気に過ごすためには、お子さんを育てるお母さんも元気でなくちゃいけませんよね。当院では「お母さんはえらい!!」をテーマに子育てママを応援します。
 「お母さんは我慢しなくちゃいけないもの」、「少々体調が悪いのは仕方のないこと」。そう思って諦めていませんか?お母さんが元気だと、お子さんも元気で幸せです。お母さんの笑顔は何にもましてお子さんのエネルギー源なのですね。授乳中のトラブルや便秘、肩凝り、腱鞘炎、不眠症などでお困りではないですか? 鍼灸治療は子育て中のお母さんの諸症状にも大変効果的です。ぜひお母さんの体調管理にもお役立てください。鍼灸治療でお母さんのこころもからだも軽くして、楽しい子育てライフを送られることを願っています。



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